2素材を選ぶ

食品袋は通常、外気に触れる外側のフィルムと、食品に直接触れる内側のフィルムを貼り合わせて製作します。
外側のフィルムは主に食品袋の特性を左右し、食品をラミネートするために内側と接着されます。
【例】「OPP//CPP」= OPP（外側のフィルム）とCPP（内側のフィルム）を貼り合わせた素材

• = 防湿性◎
• = 透明性◎
• = 耐衝撃性◎
• = 酸素バリア◎

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  OP（合掌袋・ガゼット袋のみ）

  

  低コストでパリッとクリアな袋

  中身の商品がクリアに見える透明度の高い素材です。低コストながら防湿性があり、湿気を防ぎます。価格重視で厳しい特性を要求されない用途にお勧めです。

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  OPP//CPP

  

  強度＆コシのあるクリアな袋

  透明度が高い素材です。湿気を防ぐ防湿性があるので、米菓のような吸湿しやすい食品包装に適しています。「OP」よりもシール強度があります。

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  バリアOPP//CPP

  

  酸化防止し、コシがある袋

  酸素バリア性のあるコーティングを施し、外からの酸素の侵入を遮断します。カビの発生や、酸化による品質の劣化を抑制する効果があります。

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  バリアOPP//LLDPE

  

  酸化を防止し、耐久性のある袋

  酸素バリア性があり、外からの酸素の侵入を遮断します。カビの発生や、酸化による品質の劣化を抑制します。「バリアOPP//CPP」よりも強度・衝撃に強く丈夫です。

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  ナイロン//LLDPE

  

  柔らかく、強度に優れた袋

  耐衝撃性があり、輸送中に袋が破れたり穴が開くのを防ぎます。少し尖ったものや、水物の包装に適しています。-40℃の冷凍食品から、95℃（30分）のボイル殺菌が可能。真空適性も◯です。

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  バリアナイロン//LLDPE

  

  酸化を防止し、耐久性に優れた袋

  耐衝撃性があり、輸送中に袋が破れたり穴が開くのを防ぎます。更に酸素バリアで食品の劣化を防ぎます。-40℃の冷凍食品から、95℃（30分）のボイル殺菌が可能。真空適性も◯。

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  OPP//VMCPP

  

  紫外線を軽減し、劣化を防ぐ袋

  防湿性と光沢感のあるOPPを、アルミ蒸着に張り合わせた素材です。紫外線の透過を軽減することで、油菓子やインスタント飲料などの熱に弱い食品の劣化を防ぎます。

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  OPP//VMPET//CPP

  

  紫外線軽減し、保香性に優れた袋

  アルミ蒸着とPETの仕様を持ち合わせ、保香性がありバリア性に優れています。調味料や芳香剤はもちろん、サプリメントや健康食品などの品質を保持します。強度もあります。

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  OPP//透明蒸着PET//CPP

  

  酸化を防止し、保香性に優れた袋

  透明でありながら、バリア性に優れています。またPETの特性である保香性も兼ね備えております。3枚のフィルムを張り合わせているので、袋の強度もしっかりとしております。

素材の特性 比較表

	防湿性	透明性	耐衝撃性	酸素バリア
OP	◎	◎	△	✕
OPP//CPP	◎	◎	△	✕
バリアOPP//CPP	◎	◯	△	◎
バリアOPP//LLDPE	◯	◯	◯	◎
ナイロン//LLDPE	✕	◯	◎	◯
バリアナイロン//LLDPE	✕	◯	◎	◯
OPP//VMCPP	◎	✕	△	◎
OPP//VMPET//CPP	◎	✕	△	◎
OPP//透明蒸着PET//CPP	◎	◯	△	◎

防湿性	湿気を通さず、中に湿気が入るのを防ぎます。
透明性	フィルムの透明度が高く、より中身がクリアに見えます。
耐衝撃性	衝撃に強く、輸送時の衝撃による破袋事故を防ぎます。
酸素バリア性	外気から酸素が透過するのを防ぎ、酸化を抑制します。 ※100％ではありません